今日の誕生花「ヒガンバナ」
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諦めの早さ
失敗ばかりしていると、こんな駄目な自分を信じられなくなってきて、気づけば「諦め」が上手くなる。
また何か失敗したとしても、
「自分はできる人間なのに」と考えるよりも
「どうせ自分は駄目な人間なんだ」と考えれば失敗が当然なわけで、少しは気が楽になる気がした。
そうやって年ばかり重ねれば、何かを頑張ることも挑戦することも誰かに好かれようとすることもなくなる。
どうせ自分は頑張れない
どうせ頑張ったところで何もできない
どうせ挑戦したって失敗する
どうせ失敗したら嘲笑われる
どうせ役に立たない
どうせ皆に嫌われる
どうせ
どうせ
どうせ
……
こうやって全てを諦めてしまうと、生きることがとても退屈に感じる。何をしても楽しくない、つまらない。
ただ、それでも自ら人生を閉じないのは、何か「諦めきれないこと」があるから。
別に、諦めないことだけが諦めないことじゃない。
諦めようとしても、何回諦めても、諦めきれないことも「諦めないこと」。
何度諦めたっていい。
諦めきれないその事象が、暗闇の道標になるはず。