今日の誕生花「柿」

この世界に与えられるもの

生き物が生きていれば、色々なものをたくわえる。

「やどりぎの　たくわえる！」

木の実や野菜、お肉を食べたり、巣を作るために木材を集めたり……お金を貯めたり服買ったり。

そして命が尽きたら、そのたくわえたものを全てはきだす。(?)

「やどりぎの　はきだす！」

無理やりポ○モンの技ぽくしたら意味分からなくなってしまったが、要は
他の生き物に食べられたり、微生物に分解されて土に還ったり……お金を葬儀代に使ったり。

本来、”自然”ってそうやって廻っている。気がする。

生きている時にはきだすことだってある。

排便や排尿だ。ｷﾘｯ。

それだって、自然界なら他の生物の栄養になったり、他の生物との境界線になったりする。
(ある芸能人がキャンプの際、野生動物から身を守るために狼の糞を撒いたり、山間部を走る鉄道で動物との事故を防ぐために、肉食動物の糞を線路の周りに撒いたりしているらしいですね。)

でも、
現代の生活だとどうだろう？

自分が死んだ時、この世界に何か与えられるのだろうか？

お金だって、くだらない人間社会の一部にしか貢献しないし、したくもないし、持っている服だって全て焼却処分でその灰が埋め立てに使われてしまうことだってあるかもしれない。
遺体だって骨だけ残る程度に焼かれて骨壺に入れられて……希望があれば散骨してくれるけど。

生きている間だって、私はこの世界に何か与えることができているのだろうか？

私のうんちやおしっこは下水に流されて浄化槽で綺麗にされているだけで、私の大好きな植物たちの栄養にはならない。

一体、”世界”に役立つのはどちらなのだろうか。

経済を回す金稼ぐ人間

か

森で暮らす”汚い”ゴキブリ

か。

私は社会不適合者の烙印を押された身だから、どうせなら
後者として生きていきたい。

今日10月24日の誕生花は「柿」
花言葉は「広大な自然の中で私を永遠に眠らせて」